AKB48

 

アイドル

秋葉原の専用劇場を拠点として2005年に活動を始めたのがAKB48です。
コンセプトは「会いに行けるアイドル」でした。
その通り専用劇場にていつでも会いに行けるアイドルだったのです。
その甲斐があってか4年経った2009年には武道館でのコンサートをしたり、紅白に出場したり出来る程のアイドルに成長してきました。
2010年になると更に勢いは止まらず、CM、バラエティ、歌番組、ドラマ等で見ない日は無いんじゃないかと言う位メジャーな存在になりました。
そんな折、心配になるのがコンセプトが今でも生かされているのかと言う事ですよね。
ある会社がAKB48について意識調査を実施しました。
回答した層を見てみると男性8割弱、10代5割と言う若い男性が中心になっている事が分かりました。
その回答を見てみると、7割の人達が半年〜1年位の間でAKB48のファンになっていた様でいかに人気が急に出て来たのかが伺えます。
また、ファンの人達の8割方の人は握手会にもAKB48劇場にも言った事が無いと言う調査結果が出た様です。
人気が出過ぎてチケットが取れないと言う現象も起きているのです。
これでは「会いに行けないアイドル」になってしまい、コンセプトが守られなくなるのではと不安になりますよね。
一方で熱心なファンもいて努力してチケットを取り、200万円以上も使ったりして握手券を手に入れたりする等、注ぎ込み方も半端じゃない人もいます。
会いに行ける機会はたくさん作ってくれますが、自分にチャンスがなかなか巡って来ない。
会いに行けないアイドルとしてのAKB48が今の現状ではないでしょうか。